グルテンフリーのやり方/健康への影響やダイエット効果、体調の変化

目次

グルテンフリーの健康的なやり方

完全なグルテンフリーはアレルギーや免疫疾患をもつ人向け

グルテンはさまざまな食品の中に含まれています。
グルテンアレルギーを持つ人やセリアック病の人は、グルテンを摂取することは命にもかかわるため食事療法として行う必要があるでしょう。
この場合には医師や栄養士の指導に従いましょう。
グルテンを含む食品は多いため自己判断で行うのは危険です。

しかし健康法の一つとしてグルテンフリーを取り入れる場合には、完全にグルテン制限をする必要はありません。
主食としての小麦粉を制限するなど緩い方法でも効果は期待できます。

美容や健康の為に取り入れたい場合に意識すること

健康や美容のためにグルテンフリーを取り入れる際には、できる範囲で取り組みやすい部分から始めることをおすすめします。
例えば主食にパンやパスタが多い人は、小麦粉ではなく米粉やそば粉で代替されているものを選ぶことでグルテンを制限できます。

また外食やコンビニ食、出前などを控えて自炊することも、グルテン制限をしやすいというメリットがあります。
飲酒を控えるのも良いでしょう。
これらは特別な時のたのしみというスタンスにしてはいかがでしょうか?

おやつとしていただくケーキやクッキーなどのスイーツや間食にもグルテンが含まれているものはたくさんあります。
健康や美容のためにこれらを控えることによって糖質摂取も制限できるため、生活習慣病の予防やダイエット効果にもつながります。
どうしても食べたいときには米粉を原料としたものや和菓子を選ぶのがおすすめです。

グルテンフリーのやり方/自分の体調と向き合う

グルテンフリーの生活によってそれまでは小麦から摂取していた食物繊維や栄養成分が不足することがあります。
そうした栄養不足な状態を避けるためには、ほかの食材から栄養補給することを意識しましょう。
小麦粉の代替には米粉が人気ですが、米粉以外にも玄米粉や大豆粉などがあります。
多種多様な代替粉を使うことで栄養バランスを整えてはいかがでしょうか?

そしてグルテンを含む小麦には体にとってプラスとなる栄養成分も含まれています。
ミネラルやビタミン、食物繊維や脂質、またたんぱく質も忘れてはいけません。
ミネラルやビタミンを野菜やフルーツで補ったり、たんぱく質は肉や魚で補給するなど、何で代替できるかを考えることはとても大切です。
グルテンフリーを意識しながらバランスの良い食生活を目指しましょう。

グルテンフリーのやり方/変化を意識する

グルテンフリーを始める際には、まずは期間を決めて実践して体調がどのぐらい変化したかを確認しましょう。
最初にトライする期間の目安は2週間ぐらいがおすすめです。
この期間で大きな健康効果を実感できる人は、グルテンアレルギーを持っている可能性が高いです。
無自覚のアレルギーを持っている人でも健康効果を実感できるでしょう。
しかしグルテンに対してアレルギーを持っていない人は、グルテンフリーにしても大きな体調の変化はありません。

一定期間のグルテンフリーによって大きな体調変化を実感した人は、グルテンや小麦に対するアレルギーというだけでなく、免疫疾患のセリアック病の可能性もあります。
できれば医療機関で診察や検査を受け、適切な食事療法を行うという方法も検討すると良いでしょう。

「グルテンフリーのやり方」についてまとめ

この記事では「グルテンフリーのやり方」についてまとめました。
完全なグルテンフリー生活が必要な人は、アレルギーやセリアックなどの疾患がある場合で、医師や栄養士のもと食事療法として行います。

一方、健康増進のために実施する人は、グルテンを含む小麦粉をご飯に置き換えるなど、できることから始めてみることが大切です。
例えば、小麦粉の代替粉として米粉や大豆粉などを選んだり、外食や間食を控えたりするのも有効です。

グルテンフリーをする上での注意点は、栄養バランスに気をつけた食生活にすること。
ミネラルやビタミンは野菜やフルーツから、たんぱく質は肉や魚から補給するなど、小麦粉を摂取しない分、他の食品から補いましょう。

そしてまずは2週間など、期間を決めて「変化」を意識しながら取り組むことが成功の秘訣です。

目次