グルテンフリーのデメリット/ダイエット効果やメリットとの比較
グルテンフリーのメリット
グルテンフリー生活を送ることによって肌の調子が良くなったり体調が改善する人が多くいます。
グルテンフリー生活を始めて自分がグルテン不耐症だったと気付く人も多いのです。
また体調改善だけでなくダイエットまで成功した人もいます。
まさに一石二鳥ですね。
ただグルテンフリーがダイエットに結びつくという直接的な根拠はありません。
言うなればピザやパスタなど脂質や糖質の多い食材を避けるようになることが結果としてダイエットに結び付いたと言えるでしょう。
グルテンフリーのデメリット
グルテンフリー生活を送るにあたりメリットだけではなくデメリットもあります。
まず小麦粉などの穀類には食物繊維がたくさん含まれています。
小麦粉を抜くということは食物繊維の摂取量が減ってしまい腸内環境が悪くなりやすいとも言えます。腸内の善玉菌を増やすためにも食物繊維が必要なので、グルテンフリー生活を送るにあたっては別の食材から食物繊維を補うよう心掛けましょう。
またグルテンフリー生活を徹底するあまり、外食に行くことも難しくなる場合があります。
小麦粉は様々な料理に含まれています。
グルテンを気にしすぎて食事を楽しむことも難しくなってしまうかもしれません。
グルテンフリーは無理なく長く続けましょう
グルテンフリー生活にはメリットもあればデメリットもあります。
グルテンが含まれる食材を食べると明らかに調子が悪いという人には効果があるかと思います。
しかし食生活を変えても特に変わらなかったという人は無理にグルテンフリーを続ける必要はありません。
興味がある人はまずは2週間グルテンフリー生活を続けてみてください。
それで効果があれば継続すれば良いですし、なければ無理に続ける必要はありません。
徹底しすぎると食べる物に神経質になってしまうのでゆるく無理せず継続していく方が良いでしょう。
グルテンフリーのデメリット/小麦粉から摂れる栄養素が不足する
グルテンを抜くことの体への影響
グルテンフリーは体にいいと言われていますがそればかりではありません。
小麦には体に必要な様々な栄養素が含まれています。
小麦にはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
今までパスタやパンなどの小麦製品で補っていた栄養素が不足することにより、逆に体調不良になる場合もあります。
ビタミン不足で疲れやすくなる場合や食物繊維不足で腸内環境が悪くなることもあります。
グルテンフリー生活を始めて体調が回復する人もあれば逆に不調になる場合もあるのです。
そのため健康を気にするあまり神経質になるよりは自分の体調をみながら実践していく方が良いでしょう。
不足する栄養素を他で補いましょう
グルテンフリー生活で気をつけることは、今まで小麦で補うことが出来ていた栄養素を別で摂取しなければならないということです。
食物繊維が不足する場合は海藻や大豆製品などを意識して摂取する方が良いでしょう。ビタミンやミネラルは新鮮な野菜やフルーツに豊富に含まれています。
そういった食材を意識して摂取することによりグルテンフリーで不足する栄養素を積極的に補う必要があるのです。
グルテンフリー生活が体にいいというだけで実践するのではなく、自分に合うかどうかを見極める必要があります。
徹底し過ぎるあまり逆に栄養不足に陥ってしまう場合もあるということをよく理解して、グルテンフリー生活を実践してみてください。
グルテンフリーのデメリットについてのまとめ
この記事ではグルテンフリーのデメリットについてまとめました。
グルテンフリーで体調が改善したりお肌の調子が良くなったりなどメリットが取り上げられがちですが、デメリットももちろん存在します。
グルテンフリーで小麦粉を摂らなくなることで、これまで小麦粉から自然と摂取できていた栄養素の摂取量が減ってしまうことが挙げられます。
特に豊富に含まれているビタミンやミネラル、食物繊維はお肌の調子や腸内環境に関わる栄養素です。
逆に悪化させてしまうこともあるので、意識して他の食品から補うように心がけましょう。
また多くの食品に小麦粉が使われているため、外食で食べられるものが少なくなってしまうデメリットもあります。
完全グルテンフリーにするのか、小麦製品だけを抜くのか、自分に合ったやり方で実践するのが成功のカギでしょう。