しっとり甘いシンプルな味付けで作る
シュガーバターパン(シュガーバンズ)。
溶けたバターとグラニュー糖で食べたらやみつき。
甘さ控えめで子供のおやつにもぴったりですよ。
シュガーバターパン(シュガーバンズ)のレシピ材料
【パン生地の材料】5個の分量
- ・強力粉
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50g
- ・砂糖
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7.5g
- ・塩
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0.5g
- ・イースト
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1g
- ・卵
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5g
- ・牛乳
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5ml
- ・バター
-
6g
- ・水
-
25ml
【仕上げの材料】
- ・バター
-
適量。ちょんとのせる
- ・グラニュー糖
-
適量。クープにまぶす
強力粉はカメリアを使用してます。
シュガーバターパン(シュガーバンズ)の作り方
❶ パン生地作り
基本のパン生地を作っていきます。
ボウルに「強力粉・砂糖・塩・イースト」を入れてヘラでよく混ぜていきます。
※画像クリックで拡大
ある程度まとまったら、次に「牛乳・卵・水」を入れ、ひとまとまりするまで混ぜます。
ひとまとまりになったら、生地を台に移して捏ねていきます。
※かなりベタつきます。扱いにはご注意ください。
- こねる時は、手のひらで大きく台にこすりつけます。
- しっかりグルテン膜を作るため、台に叩きつけるのも早くて効果的です。
まとまりが出てきたら、生地が下にくっつかなくなってきます。
しっかりグルテンが繋がってきた証拠です。
大体、5〜10分くらいはこねます。
「バター」を生地にねり込んでいきます。
バターのぬるぬる感がなくなってきたら生地になじんだ合図です。
最後に生地を軽く丸めて終了です。
- なじむと、ツヤが出て表面がなめらかになります。
- こね上げ温度は26℃(26~28℃)が理想
❷ 一次発酵
まとめた生地をボウルに入れて「35℃で18分」発酵します。
発酵時間が適切なタイミングか、次工程「❸指穴テスト」で確認します。
- 材料に糖が多いと発酵の邪魔をして、発酵時間が長くなる事があります。
- こねあげ温度が高い場合は短めに、低い場合は長めに発酵時間をとります。
❸ 指穴テストで発酵チェック
発酵させた生地にズボッと指をさして、指穴が残るかどうかをチェックします。
生地が指につかないようにしっかり指に粉(強力粉)をつけて行ってください。
写真のように生地が戻らず指穴が残ればOKです。
穴が塞がるようですと、まだ未熟なので再度「❷一次発酵」を追加で10分発酵・指穴テストを繰り返します。
❹ 生地を分割
生地を5等分に分割します。分割は、手でちぎると生地が痛みます。
そのため、カードで切るようにしてください。
また、分割のとき生地を刻みすぎると生地が痛んでしまいます。
生地が痛むとパンが膨らみづらくなります。
私もこれまで、細かく刻んで全然膨らまないパンを量産しました。。
ぜひ、少ない回数での分割を心がけください。
分割ができたら、一つづつ丸めていきます。
丸めは生地を2つに折って、折り目を4方向から下で集めます。
生地はこの段階では、キレイに丸めなくてOKです。上部がしっかり張りのある丸みがあれば問題ありません。
また生地にストレスがかかるため、生地を集めた部分は結ばないでください。
また集めた部分が開いてこないように、下にして台におきます。
❺ ベンチタイム
丸めた生地を10分間休ませます。表面が乾燥しないように濡れタオルを被せるか、発酵器に入れて生地を休ませてください。
ベンチタイムを置くことで次工程「❻ 成形」で扱いやすい生地になります。
❻ 成形
きれいに形を整えるため、しっかり丸める成形を行います。
台の上で生地を握ってコロコロと転がして整えます。
❻ 二次発酵
丸めた生地を天板に並べて、「35℃で35分」発酵します。
ここでも生地がかなり大きくなります。
※発酵を待っている間にオーブンに予熱を入れると次工程「❼焼成」がスムーズです。
❼ 焼成
発酵が終了したら、まずクープナイフで切り込みを入れます。
切り込みを入れた部分に「バター」を塗ります。上にちょんと乗せる程度です。
※お好みで多めに入れても美味しいです。
最後に上から「グラニュー糖」をふりかけます。
甘さを控えたい人は少なめに。ここで調整ができます。
※鉄板にこぼれると焦げるのでご注意ください
そしてオーブンに入れて「180℃で9分」焼き込みます。
焼き色を揃えるため、焼きムラが出そうなら「7分」たったら鉄板を180度回転します。
焼き上がったら、網に乗せて粗熱をとります。だいたい40度くらい、手に持てるくらい冷ましたら完成です。