パン作りの基礎を学べば成功率がぐっと上がる!
パン作りはYoutubeやWebでたくさんのレシピが無料で公開されており、
材料を用意すれば誰でも気軽に作れるのが魅力です。
しかし、レシピ通りに作ったのに膨らみがイマイチだった、など思い通りにいかないことも。
パンは室温や湿度によって出来上がりが左右されるもの。
レシピ通りに作っても、レシピには書いていない『調理環境』が異なれば完成写真のようにならなかった…となってしまうことも珍しくないのです。
そこでレシピ以外の『パン作りの基礎』を学ぶことで成功率をアップさせることができます。
パン作りの基礎を理解していると、
レシピ通りでうまくいかなかったときの原因を特定しやすくなったり、
作りながらパンの様子を見て捏ねや発酵の時間を調整したりができるようになります。
この記事では、パン作りの基礎を学ぶのに手元に置いておきたい
おすすめの書籍を5冊紹介します。
書籍:製法を使いこなして、何回でも焼きたくなる おうちパンがもっと美味しくなる本
おうちでパンを作りたいなら読んでおきたい1冊。
4種類の製法について詳しく説明しており、それぞれの特徴や製法ごとの基本的なレシピを紹介しています。
書籍でありながら、各製法の詳しい解説動画がついているのもポイントです。
好きな製法を選んで作れるパンレシピも掲載しています。
同じパンでも製法を変えることでよりおいしくなったり作業時間を短縮できたりと、
作り方を変えて製法の違いを体感しながら学べる本になっています。
書籍:科学でわかるパンの「なぜ?」: Q&Aで理解するパンづくりのコツと技術
「小麦粉の種類がたくさんありすぎる!結局どれを使ったらいいの?」
「毎回同じレシピで作っているのになんでできあがりがいつも違うの?」
「砂糖の代わりに健康に良いはちみつを使いたいんだけど…」
パン作りで初心者がつまづきやすいポイントを、科学的に解説してくれている本です。
レシピ通りに作ったのに、なんだかレシピの写真・動画と様子が違うとき、
この本を読んでいれば自分の作っているパンに何が起きているのか理解しやすくなります。
材料の配合や、材料の種類を変えた場合に生地がどうなるか、焼き上がりはどうなるかの比較写真もたくさん掲載しています。
パンの豆知識もあり、読み物としてもおもしろい本です。
書籍:パン「こつ」の科学―パン作りの疑問に答える
この本も科学的な面からパン作りの基礎・コツを解説してくれています。
パン作りで出てきがちな疑問に対して、ひとつひとつ丁寧に回答・解説する形式で
今知りたい内容だけをかいつまんで読みやすいのが便利です。
レシピを見ながらパンを作れるけど、もう一段階レベルアップしたい方に特におすすめです。
書籍:「365日」のパン暮らし パンを美味しくする、とっておきレシピ58
パンをもっとおいしくするアレンジレシピや、
パンを主食にしたときに合うメインディッシュなど、
パンレシピがたっぷり詰まった本です。
パンが余ってしまったときに作れるパンデザートなど、
市販のパンでも使える活用術も魅力的。
「パン作りをたくさん練習したいのに、パンが余って食べきれない」なんて悩みも解決してくれる1冊です。
書籍:「365日」の考えるパン
東京・代々木公園のメディア露出も多く大人気のパン屋「365日」のパンの秘密に迫る一冊。
国産で無添加・無農薬の材料、あんこなどのフィリングなども手作りにこだわっている理由や、素材の活かし方などを紹介しています。
自宅でパンを作るとき、いつもの材料でも素材を活かして更においしくするヒントが詰まっています。
また「365日」のパンレシピを初公開。
こねない、ベンチタイムもない、パンの常識を覆すような作り方を体験できる本です。
書籍:新しい製パン基礎知識(再改訂版)―NEW BAKING GUIDE
パン作りの基礎知識が詰まった、教科書的な本。
自分で作るのはもちろん、ホームベーカリーで作るときにも役に立つ知識が満載です。
初心者の知識本としてはもちろん、
何度かパンを作ったことがある方が読んでも、パン作りの知識を深めることができる1冊です。